【シェア畑】を楽しむための秘訣

シェア畑とは

シェア畑歴 3年 のカラビタです
本ページではシェア畑を楽しむための秘訣と題して
シェア畑のメリットデメリットおよび続けるための秘訣をご紹介したいと思います

シェア畑は手ぶらで野菜作りをコンセプトに掲げた『貸し農園』です


株式会社アグリメディアが展開する事業で
都会の中で農業体験ができます


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無農薬野菜を栽培するなら【シェア畑】


シェア畑のメリット

ここでは3年間契約して感じたシェア畑のメリットについて
 ・体験
 ・教育
 ・サポート
の観点から整理したいと思います

体験

  • 都会で趣味の園芸、農業を楽しめる
  • 採れたて野菜を食べる贅沢を味わえる
  • 野菜に愛着がわく

シェア畑は全国70カ所以上で貸し農園を展開されています
住宅街にある農業用地が利用されており、比較的、自宅から近い場所で野菜を育てることができます

採れた野菜の味は格別で、スーパーで買った野菜と比較すると風味の強さが全然違うと感じることが多いです
採れたて野菜を食べる贅沢は都会ではなかなか体験し難いと思います

また野菜をいちから育てると愛着が湧きます
他の契約者の方と比較して成長が遅かったり、曲がってしまったりと
子供を育てるような難しさと楽しさが入り混じっています

都会の喧騒の中でゆっくりとした時間が流れる経験が味わえること、
緑や土に触れることができることは
精神的にも安らぎを与えてくれます

コロナで外出が難しくなった時に良い暇つぶしになったと同時に
精神安定剤的な役割も果たしてくれました

教育

  • お子様の食育に
  • 食べ物への感謝の気持ちが深くなる
  • 野菜に対する知識がつく

食育とは2005年に成立した食育基本法において
「生きる上での基本であって、知育、徳育および体育の基礎となるべきもの」とされ

農林水産省をはじめとする各省庁のサイトでの説明を補足して
要約すると
 『食に関する知識と選択する力を身につけ、健全な食生活を送れるよう教育することです』

私も自分自身の楽しみとしてだけではなく、
子供と一緒に楽しむこと、食に関する関心を育むことを目的にシェア畑を利用しています

野菜は子供にとって決して大好きな食べ物ではないと思いますが
野菜が育つ過程をみることで子供自身が育てた野菜であるという愛着も生まれるようです
親としても、完全無農薬有機肥料のみの野菜なので安心して食べさせることができます

嫌いな野菜も、楽しそうに育てたエピソードを話しながら食べてくれます
同時にスーパーマーケットで購入する野菜たちも農家の皆さんが一生懸命育ててくれていることを
身を持って教えることが可能になります
実感として食べ物を大事にする 食べることに対する感謝の気持ちが芽生えると思います

最後に野菜を育てるなかで生まれる「なぜ」に答えることが可能になります
親としても
 なぜ水が必要なのか?
 なぜ肥料はたくさんあげちゃダメなのか?
 なぜ間引きが必要なのか?
 なぜマルチやネットを張るのか?
など、野菜作りをしなければ、興味を持たなかったことまで
調べる必要がでてくるため、子供と一緒に学ぶことができます

サポート

  • 栽培に必要な道具や種、苗は用意してもらえる
  • 菜園アドバイザーに気軽に質問できる
  • 会員サイト・イベントの充実

都会で野菜作りを始めるにあたり、サポートは重要です
シェア畑では基本的に自分で用意するものはありません

スコップシャベル、麻紐や園芸用の支柱、防虫ネットなど
野菜作りに必要な道具一式
土地、水道、トイレ、駐車場など
野菜を育てる環境
もちろん
野菜の種や苗、肥料
これらは全てシェア畑で用意してくれます

強いて言えば以下をご用意ください
 ・帽子
 ・軍手(園芸用グローブ)
 ・飲み物

完全に初心者でも野菜作りを始める環境が整っています
また菜園アドバイザーの皆さんのサポートは心強いです

野菜を育てていると様々な疑問が浮かんできます
 ・水はやった方がいいの?
 ・間引きはした方がいいの?
 ・肥料は十分か?
そんな疑問に対して適切に答えてくださいます

四六時中いらっしゃるわけではないですが
土日、祝日の昼間はほぼいらっしゃいます
菜園アドバイザーの皆さんとのコミュニケーションもシャア畑を楽しむ秘訣のひとつです

会員サイトも充実しています
 ・来園スタンプ
   スタンプは1日1ポイント貯めることができます
   GPSを利用して畑にいる時に会員サイトにアクセスしてポイントをゲットします
   ポイントが貯まるとAmazonギフト券をはじめとする様々な特典と交換できます

 ・栽培資料
   栽培に必要な資料が用意されています
   どの畝に何を植えるか、必要な肥料の量などが記載されています

 ・農園掲示板
   菜園アドバイザーの皆さんの出勤予定が記載されています
 
 ・各種イベントの案内もあります
   イベントは収穫祭と称して農園で作った野菜を使った鍋やBBQが催されます
   楽しい休日の娯楽のひとつとなります
   (最近はコロナで中止が続いており残念です・・・)


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みんなで育てて、みんなで食べる【シェア畑】


シェア畑のデメリット

ここではシェア畑のデメリットについて
 ・料金
 ・野菜のお世話
の観点から整理します

料金

  • 料金は契約農園と区画面積によって異なる(1 m2あたり約1,000 ~ 5,000円 / 月)
  • 年間費用は最低でも 4.5 万円以上(最低契約区画面積 3 m2 、入会金1.1万円含む)
  • 長期契約割引あり(最大2.4万円)

料金に関して正直な感想は『決して安くはない』です(笑)

調査したところ、契約農園や区画面積によって最大約5倍の差がありました
実際に私は年間10万以上支払っています
月に1万円と思えば、著しく高いとも思いませんし、自家用車を所有していないので
駐車場代だと考えております(笑)

年間に収穫できる野菜とそれと同じ量をスーパーマーケットで買ったならという
比較でも、スーパーの方が低コストだと思います
その上、貴重な時間を割いて野菜を育てるために労働しておりますので
何でそんな勿体無いことを思う方もいらっしゃると思います

私は上記で述べたように
この料金のデメリット以上のメリットをシェア畑に感じているため
3回も契約を更新しています
さらに契約区画も3年目に2倍に増やしました
野菜を育てる喜びが、毎日のストレスを和らげてくれます

また長期契約割引があり、5年目からは最大年間2.4万円の割引があります

引用:シェア畑 https://www.sharebatake.com/pdf/benefits.pdf

野菜のお世話

  • 契約区画のお世話は自己責任
  • 週1回の来園が望ましい(実感として夏は1日おきに来園がベター)
  • オプションで世話代行あり

契約区画ですが、菜園アドバイザーの皆さんは基本的に手を加えません
どれだけ畑が荒れていても、他の契約者の区画に相当な迷惑がかかっていなければ
放置されます

荒れている畑は一目瞭然で、雑草が生え放題、野菜たちも枯れていたりして
悲しい気持ちになります

なので週1回は面倒でも必ず来園したほうが良いです
また夏は特に野菜たちの成長が早いので茎が急に太くなり麻紐に締め付けられていたり
 (私も麻紐で締め付けられたトマトの茎を半分折ってしまいました)
水分や肥料の補給が不十分で萎れてしまうことが多いです

オプション料金を支払えば、お世話の代行を菜園アドバイザーさんにしていただけます
これは、病気や旅行などで長期間お世話ができない時に頼むと便利だと思います
しかしながら、世話していただくのが前提ならばシェア畑はおすすめできません

シェア畑をお薦めできる方

  • 家から畑までの距離が  km 以内
  • 野菜を育てる仲間がいる方
  • に畑の世話ができる方

私はシェア畑に契約して4年目となりますが、毎年一定数の契約者の方が
次年度の契約を見送られます
畑の状態を見ていると、来年契約されないと予想がつきます

やはり、家から畑の距離が1番だと思います
私は家から1 kmのため、歩いて農園まで約10分です
自転車だと5分ほどです

2 kmは自転車で10分ほどの距離です
畑まで15分を超えるとどうしても億劫になると思います
この距離は無理なくお世話を続けることができる最大の要因だと思っています

また野菜作りの仲間も必要です
私は子供が良き相談相手にもなり、野菜作りを続ける力を与えてくれます
3畝以上の契約では複数の契約者で共有することもできます
仲の良い家族間の交流の場としても最適です

あと畑のお世話は朝をお薦めします
会社帰りなどにした場合、冬は日照時間が短く、十分な時間を割くことができません
夏の昼間の作業は危険なので、気温の低い朝がやはりお薦めです


野菜が無事に育って、収穫できれば、その喜びは格別です
皆さんに是非味わっていただきたいです
野菜を育てる仲間と収穫の喜びを共感できれば
シェア畑は料金以上の体験を与えてくれます

また私は日々の運動を兼ねて農園までランニングをすることもあります
農園に行く目的を増やすことが長く楽しく続ける秘訣になると思います

皆さま、長いブログにお付き合いくださりありがとうございました
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手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】


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