神君遺訓(徳川家康の遺訓)

はじめに

あるTV番組でこの存在を知りました
確か渋沢栄一を題材にした番組だったような・・・うろ覚えです
皆さんご存知でしたでしょうか? ”神君遺訓”

日光東照宮において神格化され東照大権現を主祭神として祀る
250年以上続いた徳川幕府の初代将軍の家康の遺訓とされています

神君遺訓

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

現代語訳

No.1

人生は重い荷物を背負って長い道を歩いているようなものだ。急ぐ必要はありません。困難が通常時であるとして扱う者は決して世を不満にはならない。忍耐は永遠の平和の源です。怒りを敵として扱うのである。害は成功のみを知り、失敗を経験したことのない者に降りかかるでしょう。他人よりも自分を責めよ。あれこれ手を伸ばすより、伸ばさないほうがいい。

No.2

生は重い荷物を運ぶようなものだ。急ぎすぎないようにするのが最善である。人生は自分が望む通りには行かないことを受け入れるならば、不満を感じることはないであろう。やりすぎず、初心に戻ることをお勧めする。他人に指図するときは、彼らの良い点と裁量権限を与えてかないと、彼らの弱点まで見落としてしまいますぞ。

まとめ(カラビタなりの勝手解釈)

  • 人生は望む通りにはいかないから、急がずゆっくりと
  • 人生は忍耐である。決して怒らないことが、幸せに過ごす秘訣である
  • 他人は変えることができないが、自分を変えることはできる。自分が最も社会に貢献できることは何か考えよう。

 

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